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起業家におすすめの本 第5回

今回ご紹介する本は、私が紹介するまでもないかもしれません。
起業を目指す人なら、いつか手に取ることでしょう。

私は起業家におすすめの本 第1回で紹介させていただいた、
藤田晋さんの渋谷ではたらく社長の告白で存在を知りました。
すぐには買ってみたものの、難しくて全然前に進みませんでした。

正直なところ、買ったのにちゃんと読むまでにかなりの年月が過ぎました。
今思えば、やはりもっと早く読むべきでした。

なんとなく、こういうことを言ってるんだろうなとは分かっていたつもりですが、
本当には分かっていませんでした。

ビジョナリー・カンパニーとは?

「ビジョンを持っている企業」「未来志向の企業」「先見的な企業」を指します。利益を上げている企業、株主に多額の配当を出している企業は数多く例がありますが、本書で扱うビジョナリー・カンパニーとは別物と言えるでしょう。ビジョナリー・カンパニーの基準は以下の通りです。

・業界で卓越した企業である。
・見識のある経営者や企業幹部の間で、広く尊敬されている。
・わたしたちが暮らす社会に、消えることのない足跡を残している。
・最高経営者が世代交代している。
・当初の主力商品のライフ・サイクルを超えて繁栄している。
・1950年以前に設立されている。

とありますが、実際に読んでみるとものすごく勇気づけられます。

今、目の前の利益を追いたくなることもありますが、
信念を曲げずに会社を大きくしていくことを後押ししてくれます。

また、私自身ものすごく突き刺さったのは、

時を告げるのではなく、時計をつくる

「時を告げること」が、すばらしいアイデアを持っていたりカリスマ的指導者である一方で、「時計をつくること」とは、時代を超えて繁栄し続ける会社を築くことを意味します。
創業者にとってもっとも大切なこととは、自発的かつ永続的なシステムである「時計をつくること」で、その最高傑作は会社自身です。

昔、お前は経営者に向いていないと言われたことが
何度もありました。すごく、悔しいですが、そんなことはもう気にしていません。

カリスマ性があれば、確かに一時代のみ成功することは比較的しやすいかもしれません。
ですが、その経営者が亡くなった時に会社が傾くことはみえています。

私はカリスマ性よりも今いる社員、これからの社員、数百年後も存在する
企業を目指してこれからも会社を作っていきます。

【ビジョナリー・カンパニー】ジム・コリンズ, ジェリー・I. ポラス
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