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【3日目】高校生インターン、実際の仕事に触れることでデザインの楽しさや大変さを知る

【3日目】高校生インターン、実際の仕事に触れることでデザインの楽しさや大変さを知る

インターン3日目は、実際にお客様との仕事をどう行っているかを体験してもらいました。特に、デザインという仕事は、デザインだけできればいいというものではなく、お客様の想いをカタチにするために、いろんな知識や技術が必要です。1日目、2日目は手を動かしてもらう作業が多かったので、3日目は実際の仕事に触れてもらうことで、よりデザインの仕事の大変さや面白さを知ってもらいたいと思います。

 

実際の打ち合わせってどうなんだろう

今回は、許可をもらって東京にある株式会社コルクさんとのホームページ制作のテレビ会議での打ち合わせの様子を見学してもらいました。岐阜にいると、東海エリアでのお仕事が多いと思うかもしれませんが、弊社は特に東京の仕事も多く、関西の仕事もあります。

 

今はテレビ会議を使って、全国どこのクライアントとも会議ができます。今までにはない視点で世界をみてもらえたらと思い、参加してもらいました。緊張していたようですが、メモもたくさん取っていて勉強になった部分があったようで良かったです。

 

デザイン会社の仕事について

社内での制作ミーティングにも参加してもらいました。デザイン会社の仕事と言えば、チラシやパンフレットやホームページを作るというイメージが強いと思いますが、それ以外にもいろんな仕事があります。
たとえば、職種で分けてもいろいろな仕事があります。

 

・デザイナー
・ディレクター
・エンジニア
・企画管理
・イラストレーター など

 

どんな仕事や職種があるか知らない!ということだったので、こんな仕事があるよというお話をしました。
実際、デザインをしていく上で、いろんな人と連携していきながら仕事をしていきます。今回参加してもらったの会議は、ディレクターがデザイナーやエンジニアに、クライアントからの要望をまとめて、こう制作して欲しいと伝えていくものです。デザイナーと言っても、ディレクターやエンジニアの仕事なども兼任して行うこともあるのでデザイン以外の能力も必要なのでいろいろ経験していって欲しいなと思います。弊社のようにディレクター、デザイナー、エンジニアが連携して仕事をしていくには、クライアントのことをしっかりとディレクターがまとめていき、デザイナーやエンジニアも、ただ作業をするだけでなく、一つひとつの仕事を深く理解する環境を作ることが大事です。

 

打ち合わせというと、クライアントとのイメージしがちですが、社内の打ち合わせもかなり重要です。なぜならば、クライアントのやりたいことや思いがしっかり伝わらないと、いいデザインは絶対に出来ないからです。なので、クライアントの要望や課題を理解し、どうデザインしていくかを考える。実際に社内ではどのような打ち合わせをしているのかという過程も経験してもらったことで、何か感じ取ってもらえたかなと思います。

 

デザインとは何なのか

また、デザインの仕事につくにあたって、一度デザインとは何かということも考えるきっかけになって欲しいと思い、デザインについてのお話もさせていただきました。実は、私たちが大事にしているのは、「国語力」です。

 

もちろん、スキルも大事ですが、クライアントの要望が理解出来なければいいものは作れないですし、実際になぜこのデザインにしたのかも説明出来なければ納得してもらうことは出来ません。なので、言語化する力も重要だよというお話をさせてもらいました。そして、デザインするにあたって、情報をたくさん集め、それをうまくアウトプットしていくことが重要ということもお話しました。経営の知識だったり、マーケティングの知識などいろんなことを知っていることが大事なことも伝えさせてもらいました。

 

デザインは、特殊なものではなく、日常にあふれているので、街にある看板や、飲食店のメニュー、雑貨屋さんにあるコップ、流行してるファッションなど、なんでこのデザインなんだろう?とか、常に意識して身の回りのことをみて考えていくといいよアドバイスもさせてもらいました。今回のインターンの経験を通じて、私たちもデザインの初心に戻っていろいろ考えることができたので、一緒に成長できたかな。

 

まとめ

3日間という短い期間でしたが、初めてのことだらけの作業や経験で大変だったと思いますが、一生懸命に取り組んでくれました。また、とても楽しかったと言ってもらえ、こちらも普段の仕事ではできない素敵な経験をさせてもらいました。

 

なかなか自分のやりたいことと仕事が高校生の時は結びつかないこともあると思いますが、今回の経験を通じて、点と点がつながって線になっていき、やりたことや夢につながってくれたら嬉しいなと思います。インターンの経験を通じて、デザインやITの仕事に興味を持ってくれたら嬉しいです。

 

後日、参加してくれた2人から、心温まる手紙をいただきました。デザインやITの道に進んでいきたいと書いてあったので、ちょっとでも背中を押すことができたのなら良かった!

 

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