DMのレスポンス率。
マンボウは3億もの卵を生むらしいです。大人になれるのは、その中のたった数匹。
これは極端な例ですが、DM(ダイレクトメール)もまた、生き残りの少ない媒体です。
「千三つ」の法則。
マンボウの例では話になりませんが、千三つ(センミツ)の法則で考えても、1000のDMから3人の購入ではちょっとキビシイですよね。レスポンス率としては0.3%です。
例えば、ハガキDM1通100円程度だとすると、1000部用意すれば10万円が必要です。その中から3人が粗利益単価5000円の商品を購入したとすると、単純計算で8万5000円の大赤字です。
でも安心してください。
社団法人日本ダイレクト・メール協会の調査によれば、顧客を対象としたDMの行動喚起率は19%です。
出典:「DMメディア実態調査2015」報告(要約版)
(リンク先→https://www.jdma.or.jp/upload/research/20-2016-000161.pdf)
仮にDM1000部から190人が粗利益単価5000円の商品を購入したら、単純計算で85万円の利益です。
不特定多数を対象にした場合はまた変わりますし、19%から全て購入に結びつくとは考えにくいですが、まだまだDMのレスポンス率を上げることは可能です。
成功するDMに必要な4大要素。
1.新規顧客の獲得が目的ならば、
「ターゲット」を上手く絞り込むことで絶大な効果が得られます。
2.行動を起こしたくなるように、
「オファー(特典)」も意識しましょう。
プレゼントなどのキャンペーンをしたり、DMにクーポンを付けるなど、顧客にとって何がお得かを明確にすることが必要です。
3. そもそも的外れな時期に送ってはいけません。
「タイミング」も大切です。
例えばリクルートスーツや学生服などは、新年度に入ってから行動しても時既に遅しになってしまいます。
4.見てもらえなきゃ意味がない。
「クリエイティブ」で、最大限魅力を引き出します。
手にとった瞬間、引き続き読んでもらえるように目を引くデザインであるべきです。
DMの潜在能力。
近年は、リスティングやメールなどのインターネット広告が主流になってきています。
しかしこれはチラシなどにも言えることですが、岐阜などの地方ではまだまだ紙媒体が強いです。メールよりも手紙のほうが親密度が高く感じられるように、物理的に触れられることも紙の強みです。コストパフォーマンスの良いDMで、収益は上がります。また、WEBへ誘導するなど今後へつなげる役割を果たすこともできます。
one sec.の「クリエイティブ」で、結果に繋がるDMを作成しましょう。