グラフィック
デザイン制作
紙だからこそ、できること
印刷物には、Webと違いサイズやページによる制限があります。しかし、これもまたWebとは違いプログラム上の規制がないため、思うがままの自由なデザインができます。ワンセカンドは、お客様の求める結果を求めて邁進し、且つお客様の求めるイメージを最大限にカタチにします。
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デザインの仕事をしていると「デザイン」というものか何かを常に突き詰めることになります。
「おしゃれなチラシが欲しい」「かっこいい名刺がいい」「商品がすぐ売れるデザインの優れたホームページを作って欲しい」など様々なご要望をいただきます。ただ、おしゃれやかっこいいなどの言葉は抽象的で人によっても様々です。
もちろんデザインをするうえで最大限おしゃれに、かっこよくということは大切な想いです。
ですが、その先にある売上を伸ばしたい、自社のブランディングなど目的を私たちは大切にしデザインに落とし込みます。
デザインだけでなく、付加価値である機能や価格、そして、広告などの宣伝も一緒に考えます。デザインのない世界はあり得ません。実は、デザインというのはそれほど私たちにとって身近な存在なのです。
わかりやすい例でいけば、自社の商品を紹介するとき、チラシ等を自作して配布する方もいると思います。私たちはそれが駄目とは思っていませんが、そのチラシで商品の魅力をしっかりと引き出せているか、消費者に100パーセント伝わるようなデザインになっているかというのが気になってしまいます。
こんな話もあります。技術力が素晴らしい、一流の町工場がありました。ある就職説明会で、学生たちに社長自ら工場の魅力を伝えました。社長には、時間内では伝えきれないほどの情熱があり、それを一生懸命、できるだけたくさん伝えました。 -
これはとても素敵なことだと思いますが、学生たちの反応は今ひとつだったのです。何を言っているのか理解しきれず、置いてけぼりを食らってしまったのです。社長には分かっていることだけど、学生たちは知らないことというのがたくさんあり、しかも情報量が多すぎて、それではインプットできません。学生たちにしたら、会社は他にもたくさんあるので、話が分からなかったら途中で意識は他会社に行ってしまいます。この話で問題だったのは、情報の整理と客観性がなかったことです。反省した社長は、次の説明会では大成功を収めました。何をやったかというと、あらかじめメッセージを録画し、外部の会社にビデオ編集してもらい、それを学生たちに見てもらったのです。
上記の話にも言えることですが、せっかくの素晴らしい商品が、デザイナーを使わなかったばかりに他商品の中に埋もれてしまうのは、もったいないと思います。チラシなんかにプロのデザイナーは必要ないというのは間違いです。さきほども書いたとおり、デザインはもっと身近なものです。中には「デザイン」というものに馴染みがなく、近寄りがたいイメージをお持ちの方がいらっしゃるかもしれません。しかし今は、デザインされてて当たり前の時代です。そして、インターネットの普及により、比較される時代となりました。良いサービス同士比較されてしまいます。そこで勝つには、見た目が良くなくてはいけません。「良いモノ」が「見た目」で振り落とされるのは、やはりもったいない。
私たちは、お客様がもっともっとデザインを意識し、そこにお金をかける価値を見出し、そしてその対価を感じてもらいたいと思っております。
デザインを、もっと身近に。